今回は、バジリスク絆2の設定2濃厚台と設定4濃厚台を実践して感じたことと、実際の解析値を踏まえてそれぞれの設定について考察してみたいと思います。
初代絆と似ている判別ポイントもあれば、絆2で変更された判別ポイントもあるので、これらをしっかりと頭に入れて判別の精度をアップしましょう!
バジリスク絆2と言えば、既に撤去された初代バジリスク絆に続いて6号機のメイン機種として扱われている機種ですね。
そのため、高設定が投入される頻度も高く、設定狙いをする機会も多いと思います。
また、今作は設定2以上確定演出や偶数設定確定演出があるので、今まで以上に設定2と設定4を打つ機会が増えると思います。
設定4なら機械割的にも粘れますが、設定2は機械割が100%を切ってしまうので、設定2と設定4の違いをしっかりと見分けられるようにしたいですね。
そこで、今回の記事では設定2と設定4を見分けるためのポイントについて考察してみたいと思います。
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まずは設定2と設定4の実践データを比較
それでは、あるホールの月イチイベントで実践した設定2っぽい台(偶数設定確定が出て挙動が悪かった台)と設定4っぽい台(終日ぶん回されて偶数挙動で初当たりが設定4の近似値だった台)のデータを比較してみましょう。
設定2濃厚台のデータ
・通常時BC初当たり:23回(1/105.7)
・BT初当たり:6回(1/405.2)
・弱チェリー確率:72回(1/42.3)
<BT初当たり関連のデータ>
・1スルー:BC中の弱チェ?からBT突入
・7スルー:スルー天井からBT突入
・2スルー:BC中の巻物からBT突入
・3スルー:BC中の強チェからBT突入
・7スルー:スルー天井からBT突入
・3スルー:BT直撃(超高確)
設定4濃厚台のデータ
・通常時BC初当たり:25回(1/114.2)
・BT初当たり:6回(1/475.7)
・弱チェリー確率:111回(1/39.9)
<BT初当たり関連のデータ>
・1スルー:BT直撃(低確?)
・4スルー:BT直撃(モードDまで上がった?)
・3スルー:BT直撃(超高確)
・5スルー:BT直撃(ゲーム数天井赤同色)
・5スルー:BC中の巻物でBT当選
・7スルー:スルー天井からBT当選
データを見てみると、実際は設定2よりも設定4の方がBC・BTの初当たりが共に重くなっています。
しかしながら、設定2ではBTの直撃が1/6回しか無かったのに対して、設定4では4/6回と半分以上がBT直撃をしました。
どうやら、ここに設定差がありそうなので、そうなる要因について解析値を見て掘り下げて行きたいと思います。
解析値から設定2と設定4の違いについて考察
ここからは、解析値を見て設定2と比較して設定4がBT直撃しやすい理由について考察して行こうと思います。
奇数設定と偶数設定で差がある点
まずは、奇数設定と偶数設定で差がある点についてです。
言い換えると、偶数設定同士の設定2と設定4ではそこまで差が大きくない点ですね。
テーブル選択率
1つ目は、テーブル選択率ですね。
絆2には全部で16種類のテーブルがあり、テーブル1~7は下位テーブル、テーブル8~16は2スルー目までにモードC以上が出てくる上位テーブルです。
テーブル10だけは全設定共通で選ばれますが、それを除いたテーブル8~16の選択率は偶数・高設定ほど優遇されていて、特に奇数と偶数で見ると差が大きいです。
<テーブル10を除いた上位テーブルの選択率>
テーブル8~16(10は除く)の選択率 | |
設定1 | 12.9% |
設定2 | 26.5% |
設定3 | 14.1% |
設定4 | 29.7% |
設定5 | 17.6% |
設定6 | 32.0% |
ぱちガブ!様より引用
奇数設定と偶数設定を見抜くには使えますが、ぶっちゃけ設定2と設定4だとほとんど差が無いのでその差を見抜くには使えないと思います。
そのため、そこそこ良いテーブルが選択されやすい偶数設定は、高確に上がりやすいので設定2でもそれなりにBC確率が軽くなりやすいと言う側面があります。
シナリオ選択率
2つ目は、シナリオ選択率です。
基本的に、奇数設定では荒いシナリオを選択しやすく、偶数設定では安定したシナリオを選択しやすいです。
(荒いシナリオの代表例)
・超しりあがり:最初の方の継続率は低いが、継続するにつれて継続率が上がる
・波乱:継続率A→D→D→A…と低い継続率と高い継続率を繰り返す
(安定したシナリオの代表例)
・朝駆け:D→C→B→Aから始まるため、2、3連はしやすいが伸びにくい
・安定:初戦から12戦目までずっと継続率がC
これらの荒いシナリオ、安定したシナリオの合算値は奇数設定と偶数設定で大きく異なります。
<荒いシナリオ・安定したシナリオの選択率>
超しりあがり+波乱 | 朝駆け+安定 | |
設定1 | 25.1% | 32.9% |
設定2 | 12.5% | 43.9% |
設定3 | 25.1% | 32.9% |
設定4 | 10.9% | 46.7% |
設定5 | 25.1% | 32.9% |
設定6 | 10.9% | 49.5% |
ぱちガブ!様より引用
これも奇数と偶数ではそこそこ差がありますが、偶数設定同士ではほとんど差が無いため、設定2と設定4の判別には使えません。
ちなみに、今作は継続しなかった場合に継続率とステージは矛盾しないので、1戦目が昼ステージで非継続の場合(=継続率AorB)は奇数設定優遇で、1戦目が夕方or夜ステージで非継続の場合(継続率CorD)は偶数設定優遇と判断できます。
↑1戦目が夜ステージで終了した場合は朝駆けシナリオの可能性が高くなります。
低設定と高設定で差がある点
ここからは、低設定と高設定で差がある点についてです。
言い換えると、設定2と設定4で差がある判別ポイントと言うことです。
異色BC当選時のAT当選率
設定2と設定4を見分けるために重要なポイントは異色BCが当選した時のAT直撃当選率です。
今作は、異色BCと同色BCで抽選の内容が異なっています。
同色BCは奇数設定・偶数設定でAT直撃当選率が共通なので、ここでは省略します。
通常状態で当選した異色BCでは、前作と異なりモードに関係なく単純に高設定ほどATに直撃当選しやすくなります。
<通常滞在時のAT当選率>
モードA/B/C | |
設定1 | 0.4% |
設定2 | 0.4% |
設定3 | 1.6% |
設定4 | 2.3% |
設定5 | 3.1% |
設定6 | 5.9% |
ぱちガブ!様より引用
1度でも通常状態で当選した異色BCからATに直撃すると高設定期待度がかなり上がりますが、モードDでは全設定共通でAT直撃が確定なので、テーブルとチャンス目によるモードの昇格をしっかりチェックしておく必要があります。
それに対して、高確以上で成立した異色BCでは前作と同様にモードと状態を参照してAT直撃当選を抽選します。
ここでは、現実的な確率でATに直撃するモードC滞在時のAT直撃当選率を見てみましょう。
<モードCかつ高確/超高確滞在時のAT当選率>
高確滞在時 | 超高確滞在時 | |
設定1 | 12.5% | 40.2% |
設定2 | 12.5% | 40.2% |
設定3 | 16.8% | 43.7% |
設定4 | 20.3% | 46.9% |
設定5 | 25.0% | 50.0% |
設定6 | 32.4% | 63.7% |
ぱちガブ!様より引用
前作では奇数設定はほぼ共通で、偶数設定かつ高設定になるほどAT直撃当選率が大きく優遇されていましたが、今作では奇数・偶数設定に関係無く高設定ほどAT直撃当選率が優遇されています。
そのため、設定2だと前作の奇数設定並みにAT直撃しません。
これが、設定2と設定4でAT直撃当選に差が出る主な理由ですね。
↑今作ではATに直撃した時に前作よりも分かりやすい強演出が選ばれやすいイメージがあります。
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まとめ
今回は、設定2と設定4を見分けるポイントとしてモードCかつ高確・超高確滞在時のAT直撃当選率が重要であることをお話しました。
テーブル選択率とシナリオ選択率ではほとんど奇数と偶数の判別しかできないので、モードと状態が良い時のAT当選率に注目して設定2と設定4を判別しましょう。
この点は、前作とは異なっているのでしっかりと覚えておきましょう。
また、前作以上にモードと状態の判断が重要になってくるのでしっかりとモード示唆・高確示唆演出を抑えておきたいですね。
今回もお読みいただきありがとうございました。
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